原爆死没者追悼式が行われた会場では、平和の大切さや原爆の悲惨さなどを伝えようと、写真などを展示したパネル展が始まりました。

追悼式が行われた盛岡市中央公民館で6日始まったパネル展は、盛岡市と岩手県原爆被害者団体協議会が企画したものです。
パネル展の会場には、広島と長崎に投下された原子爆弾による惨状を捉えた写真など、60点ほどが展示されています。


訪れた人たちは、当時の様子を伝える写真を真剣な表情で見ていました。

また今回は、広島で被爆し、原爆症で亡くなった元宝塚俳優園井恵子の展示も行われています。

(園井恵子を語り継ぐ会 佐々木光司幹事)
「戦争ですべてを失った方々がいらっしゃる。その中に園井さんの存在もある。より多くの方々に園井恵子を知っていただきたい」

平和の大切さと原爆の悲惨さを伝えるパネル展は、17日まで行われています。