7月の参議院選挙を巡り仙台市で、有権者7500人分の個人情報を記録した装置=SSDを紛失していたことがわかりました。

SSDは、パソコンなどに接続してデータを保存する記憶装置で太白区選挙管理委員会によりますと、紛失したSSDには、選挙人名簿の7531人分の名前や住所、生年月日などが記録されていました。

仙台市立鹿野小学校に設けられた太白区第3投票所のデータが入っていたということです。

参院選で使用した後、7月29日、仙台市長選挙などに向けデータの更新作業をするなかで紛失に気付きました。

仙台市が導入するシステム以外では閲覧できないことに加え、パスワード認証で二重に保護しており、現時点で個人情報の流出は確認されていないということです。

太白区選管は「対象の皆様にお詫びし再発防止に努めてまいります」とコメントしています。