近隣への迷惑などから、使用禁止のところもある公園での手持ち花火。
東京23区の公園で「手持ち花火“OK”」の動きが出てきています。

『ひるおび』が調べたところ、23区のうち19の区で条件付きで使用可能に。
2024年時点では使用禁止が10区だったので、6つの区で使用可能に変更となっていることが分かります。
例えば大田区では、今年から区内52か所の公園で手持ち花火の施行を実施します。
〈利用条件〉
・8月1日~17日
・午後6時~午後8時半
・少人数(5人程度)での利用、かつ子どもを含む場合は大人同伴 など
手持ち花火の注意点


国民生活センターが、花火による子どものやけどに注意を呼び掛けています。
◆向かい風に向かって立つと、花火の火花が下半身や腹部に降りかかる
◆しゃがんだ子どものスカートの裾に花火の燃えカスが落ち、その後スカート全体に燃え広がる
◆濡れたコンクリートに線香花火が落ち、火花が飛び散ってやけどをする
などの事例を実験映像と共に紹介しています。

万が一、着衣に火がついた時の対処法です。事前に子どもに教えておくことも大切です。
【1】ストップ(まず慌てずに止まる)
【2】ドロップ(火がある方を下にして倒れる)
【3】ロール(ゴロゴロと転がって火を消す)
肌の露出が多い服装・履物、裾の広がった服装には注意しましょう。
また、事故にあった被害者の半数以上が1〜3歳児です。
取扱説明書に従い、3歳以下の子どもには花火を持たせないようにしてください。
江藤愛アナウンサー:
スカート、後ろだと気付かないですもんね。周りの人が、向きも見てあげるのが大事ですよね。
コメンテーター 中村仁美:
東京はずっとできなかったので(花火を)やり慣れていないし、親も忘れていたりするので、せっかく解禁になったからちゃんとマナーを守って、また禁止にならないようにしたいですよね。
(ひるおび 2025年8月4日放送より)