長野市のIT・情報セキュリティのコンサルティング会社「アイティエンド」は、7月22日に大阪地裁から破産手続き開始の決定を受けました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、アイティエンドは、2004年に設立され、販売管理や顧客管理といったシステム導入と保守管理などの業務改善コンサルティングのほか、情報セキュリティに関する認証の取得支援を手がけ、2020年6月期には年間収入は1億2700万円を計上していました。

しかし、システム開発などに対する業務委託費の負担が重く収益性が低迷し、その後の収益改善策もうまくゆかず、残った債務を処理するため、今回の措置になったということです。

負債はおよそ9900万円だということです。