天を衝くような巨大な立佞武多が町を練り歩く、青森県五所川原市の「五所川原立佞武多」が4日に開幕しました。
まつりの先頭を切ったのは、高さ10mの新作中型立佞武多「織姫と彦星」。
市内の小学生の願いが書かれた短冊と共に初陣を飾りました。
制作場所となっている「立佞武多の館」の老朽化に伴う全面改修のため、2025年は大型立佞武多の制作が行われないことから、2024年と同じ「暫(しばらく)」、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」、「閻魔」の3台の大型立佞武多が出陣しました。
高さ23m、重さ19トンの大型立佞武多が「ヤッテマレ」の掛け声とともに町を練り歩くと、観客からは歓声が上がり、まつりは最高潮に達しました。
見物客は
「高くて、囃子も『ヤッテマレ』というかけ声も、とても良い」
「今年の新作がなくて、悲しい」
「すごい迫力!大きい!きれい!最高!大満足!満足以外何にもない!最高!」
五所川原立佞武多は、8月8日まで開かれ、奥津軽の夏の夜を熱く焦がします。