日本画の巨匠土田麦僊(つちだばくせん)や小野竹喬(おのちっきょう)などが学生時代に制作した作品などの特別展が長野市で開かれています。

長野市の水野美術館で開かれている特別企画展は、京都市立芸術大学芸術資料館の所蔵品の中から日本画の巨匠土田麦僊や小野竹喬、村上華岳(むらかみかがく)など卒業生や学校ゆかりの画家の作品60点を展示しています。

大学の前身である京都府画学校は1880年明治13年に日本初の公立美術学校として開校しました。

後に巨匠と呼ばれる学生たちが青春時代に情熱を注いだ作品が展示の中心となっていて、学校の歩みとともに京都で育まれた日本画の100年をたどることができます。
特別企画展は、9月21日まで長野市の水野美術館で開かれています。