”恵みの雨”で「蚊が大量発生」!?
一方で、困ることが。厄介者の蚊にとっても恵みの雨となることです。
40年以上、蚊の研究を行う産業医科大学の荻野和正さんによると、猛暑の影響で活動が鈍っていた蚊ですが…8月中旬以降に“大量発生の可能性”があるということです。
蚊は気温が33℃以上になると活動が鈍ります。
連日の猛暑でほとんど活動していなかった蚊も、雨が降って気温が下ると活発化し、さらに雨は繁殖に必要な水場を生みだします。
この時期の蚊は卵から約1週間でふ化しますので、8月中旬以降の大量発生に注意してください。
特に今年は梅雨が短かった影響で、梅雨時期の卵がそのままふ化せずに多く残っていると考えられます。
条件が揃えば一気にふ化する可能性があるということです。
蚊の発生防ぐには「水たまりを減らす」
まずは自宅ベランダや庭にある蚊の発生源となる水たまりをなくすことが蚊の大量発生を防ぐ第一歩です。
「バケツ裏のくぼみ」や「植木鉢の皿」「空き缶」などが産卵場所になる得るので、水が溜まらないように注意してください。