副キャプテン就任とタイトルへの強い渇望

今シーズン、上尾野辺選手は副キャプテンに就任しました。「自分でもびっくりしました」と率直に語る彼女。橋川和晃監督からの「もう一度、ちょっと表舞台に出てみないか」という言葉に、新たな使命感を感じたそうです。

副キャプテンとして特に気を配りたいのは、試合に出られない選手たちの心のケア。「1年間通してやっていくと、やっぱり出れていないと気持ちが落ち込んじゃったりする」と語る上尾野辺選手。自身も昨シーズンは途中からの起用が多かった経験から、チーム内に「マイナスな空気」が生まれないよう気を配ることを心掛けています。

「試合に入ってすぐは、すごくしんどい」と語る一方で、「試合が動く時間帯が70分過ぎ」であることも熟知。途中出場の時は「得点に関与できるチャンス」であり、「勝っている時は試合をしめなきゃいけない」という明確な役割意識を持ち、臨むそうです。