2025/26シーズンのWEリーグが9日に開幕します。開幕を前に、アルビレックス新潟レディースの上尾野辺めぐみ選手(39)が胸に秘めた熱い思いを語りました。
国内リーグ戦通算367試合出場という偉業を成し遂げた彼女は、この20年間、“新潟らしさ"を体現してきました。チームへの深い愛着と、まだ見ぬタイトルへの渇望― 39歳の"バンディエラ"は今、何を思い、何を目指しているのでしょうか。
順調な開幕準備と新戦力との「融合」
「チームとしてコンディション良く、しっかり練習に入り込めています」と上尾野辺選手は開幕前の手応えを語ります。今シーズンは例年より短い2か月の準備期間でしたが、練習序盤から高負荷のトレーニングをこなしてきました。

新たに加入した久野吹雪選手や城和怜奈選手、江﨑杏那選手について「思ったより早く馴染んでくれた」と評価します。特に35歳のベテラン・久野選手については「新人感がない」と言うほど。チームの最後尾から的確な指示を出す姿に、すでに頼もしさを感じているようです。

「練習試合のところでももちろん課題とかもありますけど、ある程度、昨シーズンのベースにしながらしっかり戦えているな」という言葉からは、チームの順調な仕上がりが伝わってきます。