かつて1700人以上の命が奪われた岡山空襲から今年で80年です。空襲を体験した人が年々少なくなっている中、記憶を後世に語り継いでいくための人材を養成する取り組みが進められています。

「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」「欲しがりません勝つまでは」
「まさに国民生活に影響があるのは昭和13年からです」

戦争の歴史や戦時中の暮らしなどについて学びます。岡山市北区の岡山空襲展示室のボランティアガイドを養成する講座です。約60人が受講していますが、その3分の1が10代から20代となっています。

(高校生)
「祖父母が岡山空襲を体験しているという話を昔からしてくれていて、少しでも知っておきたいなと思って」
「YouTubeでニュースの(戦争)特集をよく見るんですけど、最近よく平和について考えるようになったのでこの機会に参加してみようと思いました」