島根県雲南市は市内の施設で、国の基準値の1倍にあたるレジオネラ菌が検出されたとして、当面の間、温泉施設部分の事業を中止すると4日発表しました。

レジオネラ菌が検出されたのは、雲南市「雲南市掛合まめなかセンター」内の温泉施設部分です。

年1回の水質定期検査を7月22日に実施したところ、男女それぞれの内風呂で、国の基準値(100ミリリットルあたり10CFU未満)の1倍のレジオネラ菌が検出されました。

雲南市は2日から温泉施設部分を使用中止し、今後、貯湯タンクなどの洗浄や消毒の実施を進めていきます。その後、再び水質検査を行い、基準値を下回れば、入浴事業を再開する方針です。

7月22日から8月2日までの利用者数は144人で、健康被害の報告や相談は、4日時点ではないということです。