3日、農業用水の渇水状況を把握するため、魚沼産コシヒカリの産地・新潟県南魚沼市を訪れた小泉進次郎農林水産大臣。
雨が降らず、水が減ってしまった農業用のため池を視察しました。

「貯水率は何%?」
「およそ10%です」
「こんなに水位が下がったのは何年ぶり?」
「15年ぶりです」

ここでとられていた対策が、ため池への給水。

【小泉進次郎農水大臣】
「あちらに見ての通り、給水車がため池に直接水を入れています。農水省としては初の試みですけども」

ため池に入る水の量はおよそ6万6千トン。
そこに、4000リットルの水を積める給水車で水を入れていたのです。

「職員も出します。給水車も出します…」
「ヒト、モノ、カネの支援を三本柱で講じて、何とかコメの収量に不安のある地域に水が来た、という状況を届けていきたい」

この対策について効果を疑問視する人々から、「焼け石に水」ならぬ「ため池に給水車」では?とする声もインターネット上では見られました。