「聞こえないことは夢を諦める理由にならない」
そんな決意を胸に、大舞台へ挑む新潟県長岡市の夫婦を取材。
2人は、手話と筆談で私たちにいろいろと教えてくれました。

長岡市に住むバドミントン選手、沼倉昌明さん(39歳)と千紘さん(35歳)は、日本代表として11月に日本で初めて開かれる“聴覚障害者”のスポーツ大会『東京2025デフリンピック』に出場します。

千紘さんは4回目、昌明さんは3回目の出場。
昌明さんは生まれつきの難聴で、千紘さんは後天性で、徐々に聴力が低下。
2人はほとんど耳が聞こえず、補聴器をつけて音の有無が分かる程度です。