シンガポールで開催された世界水泳で、大分県津久見市出身の渡辺一平選手が200メートル平泳ぎで初の銀メダルを獲得しました。

競泳男子200メートル平泳ぎに出場した津久見市出身・渡辺一平(28)は、準決勝を1位通過し決勝に挑みました。

元世界記録保持者の渡辺は第4レーン。前半100メートルの7位から得意の後半は徐々に順位を上げていきます。ラスト50メートル、大きなストロークで追い上げをはかり2番手まで浮上。最後は8レーンの現世界記録保持者、中国のタンカイヨウにかわされ、2分7秒70で2位。銀メダルを獲得しました。

(渡辺一平選手)「僕自身いままで銅メダルしかとったことなくて、銀メダル以上を目標にしていた中で、メダルとしては納得いきますが、タンカイヨウは実力者なので、決勝かけてくるんだろうなとは思っていたので、その中で勝ち切れなかったのは悔しいですね」

渡辺はこれまで世界水泳で2度の銅、6年ぶり3度目の表彰台は1段上がり自身初の銀メダルとなりました。