1日午後、肝付町にある砂防ダムに隣接する工事現場で、作業をしていた男性が重機とコンクリートの壁の間に挟まれて死亡しました。

肝付警察署によりますと1日午後2時50分ごろ、肝付町北方の砂防ダムでのり面の工事をしていた建設会社の男性社員が、ショベルカーとコンクリートの壁の間に挟まれました。

現場にいた同僚が消防に通報し、男性は病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。

死亡したのは肝付町南方の会社員、倉隆文さん(45)です。

倉さんは現場で作業していて、ショベルカーが旋回した際、ショベルカーのアーム部分とのり面の間に挟まれたとみられています。

現場では複数の工事関係者が作業をしていたということで、警察で事故の詳しい状況を調べています。