人口の3人に1人が65歳以上の高齢者の千曲市。

はじ丸の利用者もほとんどが80代以上でそのうち8割は1人暮らしだといい、夫婦は、地域の「見守り隊」としての使命も感じています。
麻友さん:「来たよというあいさつはするようにしている。出てこなかったときはケアマネジャーとかに不在の連絡もするようにしている」
一日に10か所ほど回るため休憩時間はほとんどなく、合間を見て水分補給したり、移動しながら食事を取ったり…。

もちろん、店が少ない中山間地域にも出向きます。この日は、市街地を一望できる羽尾地区に。

裕邦さん:「久しぶりに近所の人が集まってコミュニティの場が生まれたり、みんなでワイワイ楽しくそういう街になったらいい」
麻友さん:「帰ってからもクタクタだが、自分を求めてくださる方々に頼りにされるような、千曲市にははじ丸がいるから大丈夫と思ってもらえるような存在になっていきたい」
