一般の人が自家用車を使って有料で客を運ぶ「みこと号」の運行が1日、山口県萩市の須佐地域で始まりました。

萩市須佐総合事務所で出発式があり、地元の住民などおよそ20人が出席しました。

「みこと号」は一般の人が自家用車を使って有料で客を運ぶ交通手段です。「NPO法人須佐元気なまちづくりネット」が運行を始めました。
須佐地域ではタクシーが休止となり、萩市が運行する生活バスや巡回バスも土日祝日や年末年始など年間におよそ130日、運休しています。
「みこと号」は毎日、運行し乗車は30分、500円です。
住民
「土日祝日、お正月辺りが一番困りますよね」
住民
「土日で何かあったときは助かると思います」
NPO法人須佐元気なまちづくりネット 津守次一理事長
「365日いつでも動ける。NPOが請け負って地域と一緒にやっていこうじゃないかと」

住民が出かけることの多い休日も運行するため、地域の活性化につながると期待されています。