夏に増える感電事故を防ごうと、1日に仙台で電気の安全な利用を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。

街頭キャンペーンを行ったのは、電気設備の保安などを手掛ける東北電気保安協会の職員ら18人です。

1日はJR仙台駅前で、通行人にうちわやウェットティッシュを配りながら、壊れたり、ほこりがついたりしたコンセントによる感電事故に注意するよう呼びかけました。

東北電気保安協会によりますと、夏は汗をかき、濡れた手でコンセントを触るなどして感電事故が起こるリスクが高まるということです。

東北電気保安協会広報部 井上栄輝課長:
「夏場は高温多湿で注意力も低下する状況になるので、電気にかかわる作業をする際は十分気を付けて作業をしてもらえれば」

1981年に当時の通産省が、8月を「電気使用安全月間」と定めたことに伴い、全国の電気保安協会などがこの時期、感電事故防止のキャンペーンを毎年行っています。