立憲民主党の野田代表は、石破内閣に対する内閣不信任決議案の提出について「対決姿勢は秋の臨時国会でもいい」と述べ、いまの国会での提出に慎重な考えを示しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「(石破政権への)対決姿勢は別に秋だっていいわけでしょ。(先月の参議院選挙の)総括をしたうえで戦う準備をして、しっかり戦って勝ちにいくということが大事じゃないですか」

立憲民主党の野田代表は1日、内閣不信任決議案の提出について「いまは参院選の結果を総括をしたうえで、石破政権に勝つ準備をすることを急がなければいけない」と強調し、いまの国会での提出には慎重な考えを示しました。

そのうえで、ガソリンの暫定税率を廃止する法案を念頭に、「野党が連携すれば政策が実現するということを一つ一つ積み上げることで連携の度合いも深まる」と述べ、「野党間の連携を強化したい」という考えを示しました。

また、「大連立」の可能性について、立憲民主党の主張する政策を与党側が理解し、一致させない限り「基本的には、あり得ない」と否定しました。