大分県の最新観光情報や食の魅力を紹介する「おんせん県おおいた味力PRフェア」が、7月30日から2日間にわたり、東京都庁第一本庁舎1階の観光PRコーナーで開催され、多くの来場者でにぎわいました。

このイベントは、大分県東京事務所が首都圏からの観光客増加と県産品のPRを目的に企画したもので、今年で3回目の開催となります。

会場では、16年ぶりに復活したホーバークラフトの運航開始を記念した観光PRコーナーや、宇佐神宮の鎮座1300年を祝う関連イベントのポスターやパンフレットが展示され、多くの来場者の関心を集めました。

また、カボスや干しシイタケ、定番のお菓子、ゆず胡椒、焼酎など約50点の県産品が販売されました。特に、今回初登場となった豊後大野市産のアスパラガスやトウモロコシ、ミニトマトなどの野菜は、昼過ぎに完売するほどの人気を博しました。

2日間の販売数ランキングは、1位が焼き菓子「ざびえる」、2位が果肉入り飲料「つぶらなカボス」、3位はスナック菓子「とりむねサクサク揚げ」でした。

来場者からは「お土産でもらった『かぼすハイボール』と『ざびえる』がおいしかったので買いに来ました」「ホーバークラフトのことは初めて知りました。ぜひ一度乗ってみたいです」といった声が聞かれました。

大分県東京事務所は、年間を通じて首都圏のイベントや企業で十数回にわたりPR活動を展開しており、担当の三雲早紀さんは「リピーターのお客様も増え、今回は物産展とともにホーバークラフトと宇佐神宮を重点的にPRできました。『次の旅行先は大分にする』といううれしい声もあり、今後も多くの人に大分に関心を持ってもらえるよう取り組みたい」と話しています。

最終日の31日には、ご当地キャラクターの「めじろん」と「カボたん」も応援に駆けつけ、会場を盛り上げました。