赤沢経済再生担当大臣は、自動車関税の引き下げを早く実行するようアメリカに改めて求めていく考えを示しました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「約束したことはしっかりやってもらうし、こちらが約束したことはしっかり実行していく」

自動車や自動車部品には現在、27.5%の関税がかかっていますが、先週の日米交渉で15%に引き下げることで合意しました。

しかし、アメリカ側は引き下げの時期は明らかにしておらず、赤沢大臣は、改めて早期の実行を求めると強調しました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「会社によっては1時間に1億円ずつの損が立ち、会社によっては1日に10億円あるいは、1日に20億円の損失を出している」

その上で、影響を受ける中小企業に対して資金繰りなどの支援を続ける考えを示しました。