上皇さまが先ほど、皇居に入られました。東大病院を退院して以降、初めて皇居内の生物学研究所を訪れ、ハゼの研究を再開されます。
きょう午前10時すぎ、マスク姿の上皇さまは車の窓を開けて手を振り、乾門を通って皇居に入られました。
上皇さまは長年、皇居内にある生物学研究所で、ライフワークとしている「ハゼ」の研究をしていて、きょう再開されます。
先月、心臓の投薬治療のため入院していた東大病院を退院して以降、初めてです。
上皇さまは、運動の負荷が一定以上かかると心臓の筋肉に血液が十分に送られなくなる「無症候性心筋虚血」の症状が改善しないことから、今年7月、東大病院に入院して新しい薬の服用を始められていました。
退院後、宮内庁は「投薬治療は順調」としながらも、新たに「上室性不整脈」と診断されたと明らかにしています。
「上室性不整脈」とは、心臓の心房と心室の間にある組織で起こる不整脈で、上皇さまの場合は脈が速くなるということです。
上皇さまは現在、お住まいの仙洞御所で投薬治療を受けながら、上皇后さまと一緒に規則正しく生活されています。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-
