来月5日に開幕する夏の甲子園大会への出場を決めた済美野球部に、愛媛県から応援旗が贈られ、キャプテンらが決意を新たにしました。

贈呈式には29日の愛媛大会決勝戦で、7年ぶりに甲子園の切符を掴んだ済美高校野球部の瀧川晶翔キャプテンや、田坂僚馬監督ら4人が出席しました。

中では、中村知事から永井康博校長に、学校カラーと同じえんじ色の応援旗が手渡されました。

そして中村知事が、「愛媛大会で敗れた高校球児の夢も背負って必ず1勝するという強い意気込みで臨んでほしい。甲子園での活躍を心から祈っています」と激励しました。

(済美野球部・瀧川晶翔主将)
「甲子園でまずは1勝、全員で勝ち取りに行くという雰囲気になっている。愛媛県の高校球児の分まで、自分たちが背負ってやっていきたい」

(済美野球部・田坂僚馬監督)
「試合を重ねるごとに成長してくれて、頼もしい戦いをしてくれた。まずは自分たちらしい野球をできるように心掛けたい」

7年ぶり7回目の夏の甲子園に挑む済美ナイン。1日甲子園に向けて出発し、来月3日の組み合わせ抽選会に臨んだ後5日の開幕に備えます。