海辺のキャンプ場に現れた、縄文人の恰好をした男性。杉の丸太をくりぬいて舟をつくろうという取り組みです。その目的とは…。
橋本星奈アナウンサー:
「富山市の浜黒崎キャンプ場にやってきました。なにやらここに、ちょっと変わった人がいるということなんですが…見てください。ドンドンやってます。こんにちは~!」
縄文人風の男性:
「こんにちは」
橋本アナ:
「こんにちは。お兄さんはどういった方ですか?」
縄文人風の男性:
「えー、原始時代からタイムスリップしてきました。JOMONさんです」
JOMON(じょうもん)さんこと、雨宮国広さん(53)。山梨県生まれの元宮大工で、現在は「縄文大工」と名乗っています。
この服も、JOMONさんの手作り。車にひかれるなどして死んだ野生の動物の皮をつかってつくられているそうです。
橋本アナ:
「でっかい、この、木ですか?」
JOMONさん:
「杉の木です。いま丸木舟。一本の丸太をくりぬいてつくる、舟の一番原点の形ですね」
JOMONさんが全国ツアーとして行っているのが「巨大丸木舟プロジェクト」。
全国47都道府県をまわって、各地域の子どもたちと、巨大な丸木舟を少しずつ、つくりあげています。
去年8月からスタートしたこのプロジェクトは、愛知県でこの杉の木の命をいただくところから始まり、北海道から南下、21番目に富山県へやってきました。
JOMONさん:
「時間をかけて、まずこの道具を自分でつくるっていうそれも人類の原点である『石おの』っていう道具をつくって、じっくりと時間をかけて杉の木と命と向き合って、みんなが幸せになる舟をつくると。そういうことを学んでくれたらなと」
JOMONさん:
「この石おの用に横だけは削ってあるんですけど」
「押さえて、ここでこうやって」「こうやってやって」
橋本アナ:
「おぉー、すごい切れ味!」
JOMONさん:
「こう切れるんですね」
橋本アナ:
「縄文さんがこの魅力にとりつかれたきっかけ・理由は?」
JOMONさん:
「やっぱり縄文時代は、争いのない平和な時代と言われているが、かたやこのいま現代をみると、本当に日々いろんなことが変わっていって、争い・戦争をしている。本当の平和を生み出していた、つくっていた、実践していた人たちに学びたいなと思います」
橋本アナ:
「考えさせられますね」
JOMONさん:
「文明におかされているというかね、私もそうですけどね」
橋本アナ:
「私も削ってみてもいいですか」
JOMONさん:
「トントントン♪」「杉さん杉さんありがとう」
橋本アナ:
「楽しい!」「とっても楽しい」
JOMONさんとの丸木舟づくり。19日20日と浜黒崎キャンプ場で行われます。2023年夏には完成した舟で日本一周する予定だということです。
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