電源プラグやコードが発火する事故が後を絶ちません。お盆休みの時期を前に、「自宅や帰省先で異常がないか確認してほしい」と製品事故を調査するNITEが注意を呼びかけています。

きょう、NITE=製品評価技術基盤機構が公開した実験映像。電源プラグから煙が立ち上り、激しい炎が。

掃除機の電源プラグを引っ張ったり、コードを持って抜いたりしたことで電源プラグの内部が破損し、発火しました。コードに無理な力が加わって断線し、発火する場合もあるということです。

NITEによりますと、電源プラグやコード、コンセントの発火や異常発熱などの事故は、去年までの6年間で219件確認されました。およそ8割は火事に繋がっていて、うち2件では死者が出ました。

NITEは、使うときに引っ張ったり、踏みつけたりしないようにするとともに、プラグやコードなどに破損や変形、変色などの異常がないかを確認するよう呼びかけています。