岩手県久慈市の現場から中継でお伝えします。

久慈港の南側に位置する赤浜展望台からお伝えします。
奥に見える久慈港では30日、1メートル30センチの津波を観測しました。
ここから見える現在の波は穏やかに見えますが、津波注意報は継続していて、海と街を隔てる水門は閉ざされたままです。

港に船が出入りする様子はほとんど確認できません。
避難所が設けられた久慈市総合福祉センターで取材をしましたが、30日正午に130人ほどいた避難者がけさは10数人にまで減っていました。
避難者の中には通院中に警報が出され、公共交通機関が止まってしまったため避難所で一夜を明かしたと話す方もいました。

注意報が解除されるまでは海には近づかず、高台などの安全な場所で過ごす時間が続きそうです。
以上、久慈市から中継でお伝えしました。