コンビニエンスストアのトイレに小型カメラを設置し盗撮したとして逮捕され、執行猶予つきの有罪判決を受けた男が、半年も持たずに再犯し逮捕。きょう山形地方裁判所で、盗撮再犯の男に2度目の判決が言い渡されます。

裁判官を落胆させた男に今回出される判決は。そして男は裁判官に、そして被害者に何を語るのかが注目されます。

■これまでを振り返る

「半年たたずにあなたに会うことになるとは思いませんでした」

呆れたように、でも少し寂しそうに裁判官が口にした言葉。

執行猶予期間中に再びコンビニエンストアのトイレで盗撮したとされる男の裁判が7月22日から山形地方裁判所で始まりました。

男は起訴内容を認め、検察は懲役2年を求刑。弁護側は改めて執行猶予付きの判決を求めました。

性的姿態等撮影の罪に問われているのは、山形市南松原の無職の男(57)です。

画像:以前の犯行で使用した機材

起訴状などによりますと、男は今年5月、山形市内のコンビニの男女共用トイレで手洗い場の下に小型カメラを設置して14人を盗撮したとされています。