■MLB レイズ4ー0ドジャース(日本時間3日、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(31)が敵地でのレイズに“2番・DH”で出場し、4打数1安打3三振。6回には2試合連続安打を放ち1死満塁の好機を演出したが、後続が倒れて得点ならず。ドジャースは7月19日ブルワーズ戦以来、今季6度目の完封負けとなった。
前のカードのレッズ戦では「ちょっと脱水気味ではある」と体調不良を明かしていたが、移動日を挟み、前日2日は4試合ぶりのマルチヒットと体調も戻ってきた大谷、この日、レイズの先発はD.ラスムッセン(30)、通算成績は3打数無安打2三振。
そのラスムッセンとバッテリーを組むのが2日前までドジャースにいたH.フェドゥシア(28)。1回の第1打席、ドジャースを知り尽くしている男のリードでカットボール中心の攻めでカウント1-2と追い込まれると、最後は内角高めに96マイル(154.5キロ)のストレートで空振り三振に倒れた。
ドジャースの先発は左肩の炎症から復帰し、約4か月振りのマウンドとなったB.スネル(32)、しかし、1番・Y.ディアズ(33)がライトスタンド最前列へ19号先頭打者アーチを打たれた。それでも2番・キム ハソン(29)、3番・B.ラウ(31)をストレートで空振り三振を奪うなど最少失点に抑えた。
2回には先頭の5番・C.モレノ(26)、7番・J.ロウ(27)を得意のカーブで三振を奪うなど左肩の炎症から完全に復帰した。3回、1死一塁で迎えるは1番・ディアズ、またもストレートをライトスタンドへ2打席連続となる20号ツーラン、0対3とリードを広げられた。
4回、1死走者なしで大谷の第2打席、この打席はファウルでカウントを稼がれて、1-2と追い込まれると、今度は内角低めのカットボールで空振り三振、ラスムッセンとフェドゥシアのバッテリーに完璧に抑えられた。
ドジャースのスネルは5回、2死一塁からこの日、2本の本塁打を打たれているディアズに3安打目となるヒットを打たれて、2死一、二塁のピンチを迎えたが、点を与えなかった。
0対3と3点を追うドジャースは6回、先頭の9番・M.ロハス(36)が絶妙なセーフティバントで出塁すると、1死一塁で大谷の第3打席、レイズ2人目、左腕のG.クリービンジャー(31)と対戦。1球目、内角低めのシンカーを完璧に捉えてライト前ヒットでチャンス拡大。さらに3番・F.フリーマン(35)のライト前ヒットで1死満塁。
最大のチャンスを作り4番・T.ヘルナンデス(32)、しかし、ショートゴロ併殺打で得点が奪えなかった。
0対4で迎えた9回、大谷の第4打席、レイズ4人目、P.フェアバンクス(31)と対戦。フルカウントから高めのスライダーに空振り三振。ドジャースは7月19日ブルワーズ戦以来、今季6度目の完封負けとなった。














