自動車メーカー各社が6月の販売実績を発表しました。スバルやマツダでは、アメリカでの販売台数が減るなど、関税発動前におきた“駆け込み需要”の反動が鮮明になっています。
トヨタ自動車によりますと、6月のアメリカでの新車販売は19万3248台でした。去年の同じ月よりは増えたものの、直近の3か月と比べると、伸びはやや鈍くなりました。
アメリカではトランプ政権の追加関税の影響が出る前に“駆け込み需要”が起きて販売を押し上げていましたが、トヨタは「駆け込み需要が落ち着いてきた」と分析しています。
一方、スバルの6月のアメリカでの販売台数は5万5228台で、前の年の同じ月と比べて15.8%減り、2か月連続で前年割れとなりました。
アメリカでの需要減速に加えて、フォレスターなど人気車種で追加関税が課される前に輸入した在庫が少なくなったことが販売減少の要因としています。
マツダも前年同月比で6.5%減って3万3385台となり、前年割れは3か月連続となりました。
現地での販売奨励金を抑制したことや駆け込み需要が落ち着いたことが要因だと分析しています。
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