本物と同じ発射機能がある海外製のおもちゃの拳銃の回収が、長野県内ではわずか7丁に留まっていることが分かりました。

長野県警が回収を進めているのは、海外製のおもちゃの拳銃、「リアルギミックミニリボルバー」です。


この拳銃は本物と同じ発射機能があることがわかったことから、県警では7月17日から回収を呼びかけています。

県内では、南信地方の商業施設でクレーンゲームの景品として取り扱われた288丁が出回っていることが分かっていますが、県警によりますと、29日までに回収できたのは7丁に留まっているということです。

全国ではおよそ1万5000丁が流通していて、回収の対象になったことで所持や販売は違法になりましたが、経過措置として12月31日までは法の適用が除外されます。

また、この商品は緑色のほか、白色や赤色のものもあるということで、警察は所有者に対し、早めに近くの警察署に届け出るよう呼びかけています。