岡山県高梁市の高校生らが高梁市の吹屋地区を訪れ、魅力発信のためのフィールドワークを行いました。

「土とベンガラを混ぜたものを塗っております」

高梁市の吹屋ふるさと村にある「ベンガラ館」です。訪れたのは、今年4月、高梁市役所に設けられた「高校生みらい共創課」の生徒ら9人です。市の職員らと連携して地域の課題解決や活性化に取り組んでいて、この日は地元のガイドとともに日本遺産に認定されている吹屋地区を散策し、歴史ある町の魅力や価値について学びました。

(高梁市 秘書企画課 福本真紀子さん)
「まずは自分たちが住んでいる高梁市を好きになっていただいて、自分たちの感じるさまざまな目線で自分たちの方法で魅力を伝えてほしいと思っています」

市内の高校に通う生徒も吹屋地区はあまり訪れることがなかったようで、銅で栄えた町の歴史や建物の特徴などについて知識を新たにしました。また、ベンガラにちなんだ赤いスイーツやベンガラ染めなど、地域ならではの観光客に向けた取り組みなどについても学びました。

(参加した高校生)
「自分が住んでいる町にこういうのがあるのはすごく誇りだなと思いました」
「修学旅行のプランを考える時に、自分たちで考えてプランの中に入れられたらいいなと思いました」

高校生はこれからも若者の目線で、高梁市の魅力発信に取り組みます。