長崎県立大学シーボルト校では29日、東彼杵郡波佐見町の小中学生がVRやIoT機器の体験学習に臨みました。

長崎県立大学シーボルト校を訪れたのは波佐見町に住む小学生と中学生あわせて25人です。教育の力で地域を盛り上げようと、一昨年から長崎県立大学と波佐見町、それに企業の産学官が連携し子どもたちを対象にITの体験学習を行っています。

3回目となる今年は子どもたちを大学に招き、大学生が普段学んでいるVR装置などを体験。子どもたちも大興奮です。

講義室を飛び出して大学構内の様々な教室も探索。憧れのキャンパスに子どもたちは目を輝かせていました。

参加した児童「めっちゃ広い」

参加した児童「めっちゃくちゃ楽しかった」「賢い大学生になりたい」

長崎県立大学情報システム学科・片山徹也学科長「こういった機会を一度と言わず何度も提供しながら、それを今後自分たちの興味を広げる材料にしたり将来の仕事を選ぶときの材料にしてくれたら嬉しいなって思います」

11月には波佐見町の小中学生と情報システム学科の学生がIoT機器を使った謎解きゲームに取り組む予定で、今後も互いに楽しみながら学びを深めます。