今月、鹿児島県内の中高生がベトナムにホームステイし、国際交流をしました。帰国した生徒たちが29日にMBCを訪れ、体験を報告しました。

この事業は、県内の中高生にアジアの開発途上国でのホームステイなどを通じて国際協力に対する理解を深めてもらおうと、県国際交流協会などが1991年から実施しています。

今年は県内の中高生18人が今月19日から8日間、ベトナムに派遣されました。中高生たちは、日本からおよそ3600キロ離れたベトナムで、シャワーやエアコンのない生活を体験しました。

言葉が通じない中、たくましく成長する中高生たち。

(皇徳寺台中学校3年・逆瀬川ひかりさん)「言葉は分からないけれど、流れで何となく分かる。たぶん今のは『焼くよ』という意味」

29日にMBCで開かれた報告会では、日本とベトナムの食や文化の違いなどを紹介しました。

(大口高校3年・堀ノ内咲良さん)「言語の違いがある中で、ホストファミリーの皆さんが明るく受け入れてくれて、ベトナムの方のあたたかさを実感することができました」

今回の体験事業では、MBCの小野アナウンサーが同行取材しました。子どもたちの成長の様子は、8月7日・8日のニューズナウで詳しくお伝えします。