事件の鑑識作業や110番通報の対応など、警察官の仕事を中学生が体験できるイベントが29日、大分市で開かれました。

このイベントは、中学生に警察官の仕事に興味を持ってもらおうと、県警が初めて開催しました。

29日は県内の中学生32人が参加。警察官に教えてもらいながら、指紋や足跡を採取するなど事件捜査に欠かせない鑑識作業を体験しました。

また、交通事故や不審者を目撃した際の対応や、110番通報の受け答えなどを学び、警察の仕事への理解を深めました。

(中学生)「事件や事故にあった場合、最低限必要な行動をしっかり学びました」「警察の仕事が知ることができ、少し興味がわきました」

警察官の採用試験の受験者数は去年、208人で10年前からおよそ7割減少しています。