青森県南部町で夏の味覚「スイカ」が宙づりで栽培されています。この「青空すいか」、これまでに「ハート型」が作られましたが、2025年は驚きの「新たな形」も登場しました。
南部町の大向嘉峰さんの農業用ハウスでは、通常、地表で実らせるスイカが宙づりに。この「青空すいか」は、宙づりにすることでつるの強度が増し、養分が凝縮するとされていて、糖度は12度~14度になるということです。
これに加えて形もユニーク。SNS映えする「ハート型」のスイカは、2024年からインターネットなどで販売が始まりました。しま模様が入った愛らしいフォルムに、名川小学校の児童が「スイキュート」と名づけました。さて、2025年はさらにユニークな形が登場しました。
「青空すいか」生産者 大向嘉峰さん
「ことしから新しい挑戦を始めまして、それがこちらになります」
市川麻耶 キャスター
「星型ですか!」
これがスイカ?と一瞬、考えてしまうこちらの名前は「宙(そら)」。試験的に栽培しています。
「青空すいか」生産者 大向嘉峰さん
Q.どうして作った?
「3年前に市川アナウンサーから『ハート型が作れるなら星型もできますよね?』とにっこりされたので挑戦してみました!」
市川麻耶 キャスター
「苦労をおかけして…申し訳ないです」
世界でまだ、ここにしかない形のスイカ。その断面とは…!
このインパクトに暑さも忘れそうですが、気になる味は?
市川麻耶 キャスター
「甘い!かめばかむほどスイカの水分が出てきて、この甘い水分が体にしみわたりますね!」
この星型スイカも糖度が13.6度と甘いのが特徴。「星型スイカ」は、2025年は南部町役場に展示する予定で、販売は2026年以降で検討したいとしています。