鹿児島県内各地の話題をお伝えするかごしま南北600キロ。28日はいちき串木野市から涼しげな風鈴の話題です。

いちき串木野市にある「さつま花川焼次郎工房」です。近くを流れる清流「花川」の水と冠嶽の土を使って茶碗や花瓶などの陶器を作っています。

陶芸家・西田次郎さんやスタッフが素焼きした風鈴に1つ1つ丁寧に絵を描いていきます。釉薬をつけふたたび窯で焼いた磁器の風鈴には、アサガオや花火など夏らしい絵が並びました。

(客)「音がいい。響いて森の中で、涼しさを感じる」

(さつま花川焼次郎工房 西田次郎さん)「冠岳の山々の涼しげな感じと風鈴の音色で、みなさんが涼を求めて来てくれれば」

撮影はいちき串木野市のふるさと特派員・小島忠義さんでした。

手作りの風鈴はどれも音が微妙に違い、8月末まで敷地内で展示・販売しているそうです。