屋久島町にある「屋久杉自然館」では屋久杉の最新データを展示する特別展が開かれています。
縄文杉は30年前の調査にくらべ3メートル低かったことが分かりました。

鹿児島県屋久島町安房にある屋久杉自然館では、30年ぶりに屋久杉を調査した結果が今月23日から展示されています。林野庁や環境省などが1年あまりをかけ屋久杉47本の高さや着生している植物など12の項目について調査しました。

なかでも縄文杉は30年前とくらべある違いがありました。

(屋久杉自然館 松本薫館長)「もともとが25.3m、30年前ですよね。今回調査したら22.2mだった。折れたのかもしれないけれど、おどろきですね」

(屋久杉自然館 松本薫館長)「この30年間の間に、(屋久杉は)7本も枯れたり折れたり倒れたりしている。屋久島も含めて世界的な環境の変化が37本を見るだけでもわかりやすい」

特別展は来年7月20日まで開かれています。