長野県内はあす29日も、熱中症になりやすい危険な暑さになることが予想されることから、環境省と気象庁は、28日に続いて29日についても、熱中症警戒アラートを出しました。

県内に熱中症警戒アラートが出されるのは、今シーズン5回目です。

気象庁などでは、気温や湿度、日射量などから、地域ごとに暑さ指数を出していますが、県内の29の観測ポイントの内、
野沢温泉、飯山、長野、大町、信州新町、穂高、佐久、辰野、伊那、南木曽、飯田、南信濃の12のポイントが、「危険」とされる指数を超えました。

このほか、「厳重警戒」が、信濃町、白馬、菅平、上田、東御、軽井沢、松本、立科、奈川、諏訪、開田高原、木祖薮原、原村、木曽福島、飯島、浪合の16ポイント、残る野辺山も「警戒」を要する指数になりました。

29日の予想最高気温は、長野37度、松本36度、諏訪34度、飯田38度、軽井沢31度となっていて、気象庁などでは、屋内ではエアコンを適切に使用するほか、屋外への外出は暑い時間を避けて、なるべく短時間にして、こまめに水分や塩分を補給するなどして熱中症を予防する行動を取るよう呼びかけています。