体育や部活動での事故を防ごうという取り組みです。
宮城県亘理町の中学校で教職員らが、地元のスポーツ用品店と連携して部活動や体育で使う運動器具の点検方法を学びました。

宮城県亘理町の荒浜中学校で行われた安全点検には、体育の教員や部活動の顧問など約10人が参加し、町内のスポーツ用品店の店主から体育や部活動などで使う器具を点検する際の注意点について指導を受けました。

スポーツ用品店の店主:
「滑車を止めているボルト、これもたまに折れてしまうときがあるので気を付けて」

教職員は、バドミントンやバレーボールのネットの損傷しやすい箇所を教わったり、テニスコートの審判台の腐食の程度を確かめたりしながら、点検のポイントを学んでいました。

荒浜中学校ソフトテニス部顧問 宍戸豪先生:
「どういった点に注目して、どのくらいの頻度で点検すればいいかを教えていただいたので、その点について、不安がが解消されました」

スポーツウイング 斎章一社長:
「子どもたちの命を守るというところで、こういった仕事をしているので、少しでも安全に安心して使っていただける環境(を提供したい)」

この安全点検は、全国的に運動器具による事故が起きていることなどを踏まえ、実施されました。

荒浜中学校は、日常の点検に加え、今後、専門家による点検も導入し運動器具の安全な利用にいかしていきたいと話しています。