津波に備え一時避難場所までの避難を体験する防災イベントが26日、岩手県久慈市で行われました。

防災イベントを開いたのは久慈市の東広美町町内会です。地域住民約30人が「防災さんぽ」と題して津波の際の一時避難場所までの避難を体験しました。県の津波浸水想定によりますと、東広美町の地域は最大クラスの地震が発生した場合5メートルから10メートルの津波がくるとされていて、地上15メートルの屋上があるNTT東日本久慈ビルが去年、一時避難場所に指定されました。

(東広美町・橋上武司町内会長)
「ここに逃げれば命を守ることができると、そういう存在だと思います」

参加した住民は万一に備え避難経路を確認していました。