長野市の地附山地滑り災害は発生から40年となり、現地では地元の住民などが犠牲者を悼みました。
長野市上松(うえまつ)の地附山では1985年7月26日、大規模な地滑りが発生し老人ホーム「松寿荘(しょうじゅそう)」の入所者26人が犠牲になりました。

発生から40年となった26日、現地には荻原市長や地元の住民などおよそ30人が集まり、慰霊碑に花を供え、手を合わせて犠牲者を悼みました。
■住民「松寿荘がつぶれる音を思い出します サイレンの音ガラスの割れる音 すごい音でしたからね」

教訓を次の世代に引き継ごうと、きょうは地滑りの跡地に設けられた公園や地域の小学校で、土砂災害を想定した訓練が行われました。