全国的に新型コロナの感染者数が増加している最中、都内ではインフルエンザで今季初の学年、学級閉鎖する公立学校が出るなど流行の兆しを見せています。
コロナとインフルの“同時感染”によるリスクは?医師を交えて解説していきます。
■“インフル”じわじわ流行か コロナとの同時流行は?
井上貴博キャスター:
政府医師会が体制を変えず、迎える波になります。
まず、インフルエンザについて1つ情報をお伝えします。東京・八王子市にある大和田小学校では、児童33人がインフルエンザ陽性判定となりました。都内の公立学校としては、今シーズン初めての学年閉鎖、学級閉鎖がとられています。
厚労省ホームページによると、10月31日から11月6日のインフルエンザの定点報告数は、全国的に見ても270例(前週比1.8倍)、大阪は107例(前週比4.5倍)、東京は31例(前週比3.4倍)、京都は28例(前週比1.4倍)、兵庫は21例(前週比2.1倍)と、前の週に比べると増えているということです。
ホラン千秋キャスター:
田代さん、インフルエンザの2022年の傾向について何か感じるところありますでしょうか?
ひなた住宅クリニック山王 田代和馬院長:
まだ私のクリニックでは直接の診療はありませんが、聞く話としては、2021年、2020年と比べるとインフルエンザの患者さんが出てきていると聞いていますので、2022年は感染者の数が増えるのではないかと警戒しています。
■新型コロナとインフル“同時感染”のリスクは
井上キャスター:
次に新型コロナウイルスの状況です。まずは全国の人数です。11月17日の検査陽性者は9万3005人、そして重症者が258人、死亡者数は133人と報告されました。そして、今まで3年間ずっと繰り返し言われていることですが、冬になると新型コロナウイルスとインフルエンザの同時感染ということ。
海外で論文が発表されています。
医学雑誌「ランセット」によりますと、イギリスの研究グループが新型コロナウイルスとインフルエンザに同時感染した227人を調査しました。新型コロナウイルスのみと比べますと、人工呼吸器の装着リスクが4.14倍、死亡リスクが2.35倍増えたと発表されています。
シンプルにどういうことが起きるのか、防衛医科大学校病院の藤倉雄二医師に話を伺いました。細胞内で新型コロナウイルスとインフルエンザがセットで増えていくのではなくて、それぞれが別々で増えていくことからダメージが倍増するという考え方のようです。
防衛医科大学校病院の藤倉医師は「新型コロナウイルス、インフルエンザのどちらかに感染すると炎症により気道に傷が付くので、そこにウイルスがひっつきやすく同時感染しやすくなる」とおっしゃっています。














