天皇陛下は、大阪・関西万博のために来日しているチェコ大統領を皇居に招き、皇居で面会されました。

天皇陛下はきょう(25日)午前11時ごろ、皇居の御所で、大阪・関西万博の「ナショナルデー」にあわせて来日したチェコのパヴェル大統領を笑顔で迎えられました。

パヴェル大統領は23日に広島県を訪れ、原爆ドームの内部を視察、慰霊碑に献花していて、陛下は大統領に対し、「広島をご訪問いただき感謝しています」と述べられたということです。

また、陛下は1985年にチェコを訪問した際、作曲家・ドヴォルザークの生家で実際に使われていたビオラを手にとったことを振り返るなど、およそ30分間、なごやかな雰囲気で懇談されたということです。