仙台市太白区の八木山動物公園で小学5、6年生を対象に開催されたサマースクールで、26人が7つの班に分かれて動物の飼育を体験しました。

このうちアフリカゾウ担当の4人はシャベルを使ってゾウの1日分のフン、約70キロを片づけていきました。

部屋をきれいにしたあとは、餌の準備に取り掛かります。

アフリカゾウ一食分の餌を、量って用意します。

初めて実感したゾウの食事量に子どもたちも驚いた様子でした。

ペンギン班は、餌となるシシャモとアジをバケツから取り、リズムを取って投げていきますが、なかなかペンギンと息が合いませんが、ようやく成功しました。

餌の準備ができたアフリカゾウチーム、ついに近づいての餌やりです。

増子華子キャスター
「ゾウのリリーに餌やり体験です。きょうのごはんはなんですか?」
小学生「ニンジンとリンゴです」
増子華子キャスター「リリーが来てくれました。どんなお味ですか?」
ゾウのリリー「・・・」
増子華子キャスター「おいしいみたいです」?

目の前まで近づくアフリカゾウの迫力に圧倒されながらも子どもたちは心を込めて接していました。

参加した小学生
「ゾウさんの目がつぶらなかわいいところが好き。見にきてくれる方に楽しんでもらうために一生懸命やってくれているんだな」
「掃除して毎日餌やりもしないといけないのが大変。動物の気持ちに沿ってやっていきたい」

八木山動物公園 飼育展示課・高田頌子さん
「直接接することで動物たちの体のつくりや特徴をより詳しく知ってもらえればというのと、飼育員の仕事についても掃除や餌やりだけではなくてほかにも様々な仕事をしているということを感じてもらえれば」

このイベントは夏休みの時期に毎年開催されいて7月28日にも予定されているほか、8月には親子体験教室が行われます。