去年の日本人の平均寿命は、前の年と比べて女性がわずかに短くなり、男性は横ばいだったことが厚生労働省の統計で分かりました。

厚労省によりますと、去年の日本人の平均寿命は、女性が87.13歳、男性が81.09歳で、前の年と比べると、女性が0.01歳短くなり、男性は横ばいだったということです。

また、平均寿命は、国により統計の方法に違いがありますが、女性は40年連続で世界1位となっていて、男性は前の年の5位から6位に下がりました。

厚労省は「老衰や肺炎で亡くなった人が増えた一方、心疾患で亡くなった人が減ったため、平均寿命はほぼ横ばいになった」と分析しています。