長野市の徳光板金塗装は7月15日、長野地裁から破産手続き開始決定を受けました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、徳光板金塗装は、1990年6月に設立された自動車の板金塗装会社で、自動車の販売店や整備工場などを顧客としていました。

しかし、少子高齢化による自動車ユーザーの減少や自動車保険を使用した保険修理の単価抑制などから受注が減少し、2024年6月期の年間売上高はおよそ1500万円にとどまっていました。

さらに設備投資に伴うリース債務などの経費負担が重くなって資金繰りがひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから2025年2月末で事業を停止していました。

負債はおよそ2000万円ということです。