福岡市の離島に島唯一の商店がオープンしました。

高齢化が進む中、暮らしの利便性を高めると共に、島民が集う場にしたいという思いが込められています。

店長は島に魅了された移住男性

福岡市の都心部から船で10分。
博多湾に浮かぶ能古島。
周囲12キロの小さな島には、およそ600人が暮らしています。

先週、島民の1人がある準備に追われていました。

浅羽雄一さん
「品物を今日から入れ始めるので、棚に並べる作業をしていてあさってオープンなので、準備は今日と明日だけですね」

浅羽雄一さん(59)。
16年前、博多区から家族で能古島に移住しました。

人々の温かさにすっかり魅了されたという浅羽さんですが、島の暮らしでは、ある不便さも感じてきました。