バレーボールのネーションズリーグ女子・準々決勝が日本時間25日にポーランド・ウッチで行われ、女子日本代表(世界ランク4位)はトルコ(同6位)にフルセットの末勝利し準決勝に進出した。試合後の選手コメント。

チーム最多19得点を挙げたキャプテン石川真佑(25)

Q.試合を振り返って
石川選手:

今日のセットも5セットやったんですけど良いセット悪いセットってあった中でしっかり切り替えてセットごとに集中してできたかなと思います。

Q.ディフェンスはどのような意識で
石川選手:

もちろん最後、苦しい場面で決め切るところもそうなんですけど、もう私以外にもユッコ(和田由紀子)だったり(佐藤)淑乃だったり、本当にミドルの人も攻撃できる選手が多いので、その分自分がスパイクだけじゃなくてディフェンスして、他の選手にしっかり決めてもらおうっていう気持ちも、もちろんありますし自分がしっかりデータというか相手の傾向をしっかり見ながら状況判断して入れてたのかよかったかなと思います。

Q.準決勝に向けて
石川選手:

相手はどこかわからないですけど、もしブラジルとやればリベンジになるので、自分たちが日本ラウンドで何もできずに終わってしまったことが多かったなと思うので、そこの反省を生かして次に向けて準備したいですし、相手がどこであってもまずは自分たちがやるべきところにフォーカスしながら、やっていきたいと思います。

15得点をマークした佐藤淑乃(23)

Q.試合を振り返って
佐藤選手:

やっぱり5セットやる中ですごい波も大きかったんですけど、チーム全員で支え合いながらやったことがこの勝利に繋がったかなと思います。


Q.トルコの高いブロックに対して途中、苦労した場面もあったが、どんな気持ちで攻撃に参加したか
佐藤選手:

途中ハイセットが常に非ブロック食らってしまう場面がすごく多かったんですけど、もうセット終盤にかけてもう、自分の勢いをなくしてしまったらいいところはないと思ったので、もう1回、助走の勢いと高さを生かして、思いっ切り振り切ることを意識しましたし、チームのみんなも周りから振り切れっていつも言ってくれたのでそれがすごい背中を押されました。

Q.準決勝に向けて
佐藤選手:

まだ相手は決まっていないんですけど、準決勝勝ってしっかりネーションズリーグのメダルを獲得したいなと思ってます。

日本の司令塔・セッター関菜々巳(26)

Q.自身のプレーを振り返って
関選手:

自分自身のプレーとしてはちょっと納得いかないところがたくさんあったんですけど、その中でもこのプレッシャーがかかる試合で、とにかく勝ち切るということができたので、このチームのまた一つ財産になったかなというふうに思います。

Q.トルコの高いブロックに対してどのようなイメージでトスをあげたか
関選手:

本当にCべースのところとパイプのところっていうところを意識していて、練習の中からそれをやっていこうというふうにやったんですけど、2セット目ちょっと、両サイドに偏ってブロックシャットっていうところが多かったので、また3セット目のところから切り替えて、Cベースとパイプのところをうまく使えたのがすごく良かったなというふうに思います。

Q.準決勝に向けて
関選手:

この試合を勝ち切って自分たちでメダルをかけたチャンスなので、この大きな舞台をしっかりとチーム全員で楽しんで、自分たちがやってきたことを全て出し切って試合に臨みたいなというふうに思います。