ふるさと納税の返礼品について長野市は実態と異なる総務省への申請が9つの事業者で32品目、1億円余りに上ったことを明らかにしました。


ふるさと納税の返礼品の問題を受けて長野市は、4月に農産物を点検していましたが、加工品など対象を広げ登録している198の事業者について確認しました。


実態と異なる申請が行われていたのは、リンゴなどのジュース類やしょうゆなど9つの事業者で32品目。いずれも2019年以降で、およそ1億680万円余りとなりました。

原因としては、市内の事業者の申請で、製造された場所が「長野市」ではないのに、誤って記載しその確認を十分に行っていなかったことなどを挙げています。

市では、現在、該当する返礼品の寄付の募集を停止しています。