北アルプス立山のふもとにある落差日本一の称名滝の滝つぼで男性の遺体が見つかりました。
上市警察署によりますと、24日午前10時25分ごろ、富山県立山町芦峅寺にある称名滝の滝つぼで、水中に沈んでいる男性の遺体が見つかりました。

遺体は、愛知県名古屋市に住む配送業の渡邉竜典さん25歳で、死因は溺死でした。
警察によりますと、23日午後5時ごろ、渡邉さんの家族から「称名滝に登りに行った家族が帰ってこない」通報がありました。
県警ヘリなどで捜索したところ、24日午前10時半ごろ、山岳警備隊員が称名滝の滝つぼで水中に沈んでいる渡邉さんを発見しました。
今月21日から1泊2日で、単独で称名滝をロッククライミングしていたとみられます。
現場は称名滝の中間あたりの滝つぼで、警察は渡邉さんがクライミング中に転落した可能性があるとみて調べています。
称名滝は標高約1170メートルにある観光スポットで周辺は登山客に人気のエリアとなっています。

警察では詳しい事故の状況について引き続き調べています。